22 April 2022

MUIC Kansaiの実証実験に技術協力 CATVを通じた新しいリモート観光ツアー実現に貢献

住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上 治、以下 当社)は、2022年3月にイノベーション創出拠点「MUIC Kansai」*1で行われた、在宅の高齢者の方にリモート観光ツアーを提供する実証実験*2に技术协力しました。この実証実験では、东京トラベルパートナーズ株式会社が提供するリモート観光ツアーを、ケーブルテレビ(颁础罢痴)事业社の通信インフラ网を通じて実现できることが确认できました。当社はコンテンツ配信を可能とするマルチ远隔コミュニケーションシステム、配信映像を受信する専用受信机「セットトップボックス」を提供するなど、技术协力をいたしました。


■マルチ远隔コミュニケーションシステムについて
现在当社では、オンライン上での様々なコミュニケーションを可能にする、「マルチ远隔コミュニケーションシステム」を开発しております。このシステムは、クラウド上で础滨等を活用し、映像コンテンツを配信、记録、保存、解析するものです。システムが开発されれば、各家庭に普及しているテレビ、颁础罢痴事业者の通信インフラ网を介し、テレビリモコンの操作で居宅と各地の双方向コミュニケーションが可能になります。
4月22日に一般社団法人関西イノベーションセンター、东京トラベルパートナーズ株式会社と当社が発表の通り、当社は开発中の本システムを応用した実証実験に技术协力をしました。本実証実験において、颁础罢痴事业者の通信インフラと当社が提供するセットトップボックス、ならびにテレビ画面でリアルタイムかつ参加型のリモート観光ツアーが可能となる当社开発のアプリケーションソフトの有効性が确认できました。

         

                   マルチ远隔コミュニケーションシステムの概要


■今后の展望について
本実証実験の結果を踏まえ、マルチ遠隔コミュニケーションシステムの開発を加速させます。本システムは、自宅の使い慣れた機器(TVリモコン等)を活用し、CATV事業者の通信インフラ網を介した双方向コミュニケーションが可能になるもので、遠隔医療や新たなサービス提供への応用が期待されるものです。高齢化社会におけるUX(ユーザーエクスペリエンス)のあり方が問われる中、本システムを応用した様々なソリューションを創出できるよう、当社は引き続き研究开発を進めてまいります。

*1 MUIC Kansai
   一般社団法人関西イノベーションセンターが运営するイノベーション创出拠点
   

*2 実証実験    
   4月22日発表 プレスリリース
   /jp/sites/japan/files/2022-04/download_documents/prs043.pdf

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